今年も夏フェスの時期が近づいてきました。
「初めての夏フェス」「久しぶりの夏フェス」の人にとって心配になるのが服装と持ち物です。なんだかんだ毎年夏フェスに行っているので、色々と思い返してまとめを書いてみました。
『野外での日帰り夏フェス』を想定して書いています。参考になれば幸いです。
フェスには動きやすい服装を
初めてフェスに行く場合にまず悩むのが服装かなと思います。
OTODAMA 2017に行った時の写真が出てきたので参考に貼っておきます。
つば広ハット、Tシャツ、ショートパンツ、タイツ、スニーカーです。
タイツを履くか履かないかの違いがありますが、フェス参加者の服装は概ねこんな感じです。私は足が汚れるのが嫌なのでタイツを履く派です。Tシャツ以外はmont-bellのモノなので、トレーニングウェアや登山用品を持っている人は、所持品だけで概ねカバー出来るかと思います。
また、フェスの雰囲気によって服装は異なります。ゆるい雰囲気のフェスだと、ほとんど普段着に近いような人も沢山います。
ただ、基本的には動きやすい服装であることが望ましいです。間違ってもハイヒールとかは履かないようにしましょう。
何のTシャツでも大丈夫
Tシャツは、フェスの公式Tシャツか、そのフェスに出ているアーティストのグッズのTシャツを着ている人が多いです。
そのフェスに出ていないアーティストのTシャツを着てきている人のことをどうこう言う人がたまに居ますが、そんな小さなことは気にせず好きなTシャツを堂々と着ましょう。
雨の日の服装はカッパを追加
雨の日は、上記の服装にカッパやポンチョを追加すればOKです。
問題は足元。スニーカーでも問題ありませんが、かなり汚れたり浸水してきたりします。ちょっと動きにくくなりますが長靴、レインブーツもオススメです。
汚れてしまうので安いもので問題ありませんが、HUNTERのチェルシーブーツなどはオシャレで普段使いにも使えそうです。
夏フェスに必要な持ち物まとめ
箇条書きで持ち物の一覧を載せておきます。
ここでは『必需品』も『状況によって必要なもの』もごちゃまぜで書いています。下の方でそれぞれ持ち物についての詳細を書いているので、気になる方は続きも読んでみてくださいね。
- チケット
- 着替えのTシャツ
- タオル
- 帽子
- 現金
- 飲み物
- 日焼け止め
- 財布
- モバイルバッテリー
- レジャーシート
- クーラーボックス
- レインコート or ポンチョ
- ビニール袋
- ウェットティッシュ
- 軽食
必需品!絶対に必要な持ち物
1.当たり前だけどチケットは必須
当たり前と思いつつも油断しがちなのがチケット。当然ですが忘れると入れません。
2.汗かきさんは着替えのTシャツの準備を
野外の夏フェスともなると物凄く汗をかきます。
汗冷えの防止や、汗の匂いを軽減するためにも着替えのTシャツは必須だと思います。
3.タオルは汗を拭くだけじゃなくて、日よけにも使える
夏フェスにおけるタオルの汎用性はかなり高いです。
レゲエ的なノリが入っているアーティストだとタオルを振ったり、アーティスト公式のタオルを天にかざして一体感を高めたり、汗を拭いたり、時には涙を拭いたり、日よけとして使ったり、汚れた足を拭いたり、至る所で使う機会があります。
1つだけではなく、2つ持っていってもよいと思います。
4.夏フェスの日差しは舐めちゃダメ、帽子は必須級
曇りの日であっても丸一日真夏の炎天下にさらされると目の奥が痛くなったり、日焼けしてしまったりします。なので帽子は必須だと思います。
しかも、雨具が不要なくらいの小雨であれば、帽子だけで凌ぐことも出来ます。
キャップでこのタイプの帽子を被っている方が多い印象です、例に漏れず私もこのタイプです。
[chat face=”takeshi-icon.jpg” name=”たけし” align=”right” border=”gray” bg=”none” style=””]日射病が心配な場合は『冷えピタ』もおすすめです[/chat]
5.なんだかんだ現金がマスト
徐々にクレジットカードや電子マネーが使用できるフェスが増えてきていますが、不測の事態に備えていくらかは現金を持っていくことをおすすめします。
6.熱中症予防に飲み物、ただし持ち込みに関して注意点も
フェスによりけりですが飲み物の持ち込みは許可されています。
ですが、「ペットボトルはOK、缶・ビンはNG」というフェスも多いです。
以前、RUSH BALLというフェスに缶ビールを持ち込んだ友人が入り口の持ち物チェックで引っかかってしまい、「ここで飲み切るか、破棄するか」の二択を迫られていました。各フェスの公式HPにアクセスし、ルールを確認した方がよいと思います。
また、熱中症予防には水分だけではなく、塩分が必要です。塩分を含んだ飴玉やタブレットを念の為携帯しておくと良いと思います。
7.女性だけでなく男性も日焼け止めを
普段から自主的に日焼け止めを塗る女性は多いですが、男性は疎かにしがち。大量の紫外線は肌の老化を促進させてしまうだとか。
8.財布は普段使っていないものがおすすめ
財布は普段使用しているものを持っていかないほうがよいです。みんなが飛んだりモッシュしたりするスタンディングスペースで財布を落としてしまっていた場合、見つかったとしても泥々間違い無しです。
もし財布が見つからなかった場合、免許証・保険証・キャッシュカード・クレジットカード・再入場チケットなどを一斉に失いかねませんので、最悪の場合無くなってもいいモノのみを財布に入れておいた方がいいかと思います。
9.現代人の必需品、モバイルバッテリー
現代人の生活の要とも言えるモバイルバッテリー。
夏フェスの会場には、一箇所に数万人が集中するため回線状況が不安定になりいつもよりバッテリー消耗が早いことがあります。
ましてや炎天下、大して触っていないのにいつもよりバッテリーが消耗することを覚悟しておいたほうがいいです。
待ち合わせ場所を決めずにスマホのバッテリーが切れてしまったら、友人と合流するのも至難の技になります。
状況に合わせて持っていきたいもの
10.レジャーシートのサイズ感は要注意
グループでフェスへ行くならレジャーシートは敷きたいところです。
大きなシートでも問題ありませんが、シート自体が嵩張りますし、無駄に領域を広げてしまうので小さめなシートを複数の方がいいのではと思います。
11.ヒーローになりたい人はクーラーボックスを持ってきて
一緒に夏フェスに参加しているグループ全員から感謝される持ち物は、ずばり『クーラーボックス』です。人によっては持っていなかったりするし、重いし、面倒くさいんですよね。
ですが、クーラーボックスがあるとジュースを冷えた状態で保てるし、持ち込んだ軽食を夏の炎天下で痛ませることなく食べることが出来ます。
12.天気が曇りでも雨具は一応持っていきましょう
雨の予報でなくても、晴天でないならカッパは持っておいた方がいいと思います。
というのも、野外のフェスで雨が降った場合、逃げ場になるような屋根はほぼありませんし、あったとしてもかなり狭いスペースなのですぐに満員になります。
晴天になること間違い無しの気候なら不要ですが、「ちょっと怪しいな」と思った場合は必ず雨具を持っていきましょう。
13.ビニール袋は最強
ビニール袋は野外フェスにおいて、とても使えます。
- 雨具を忘れた時にカッパの代わりになる
- レジャーシートの上にあるカバンを雨から守れる
- ゴミをまとめて捨てられる
などなど。
ほとんど荷物になりませんし、とりあえずカバンに入れておいていいかと思います。
14.地味に役立つウェットティッシュ
フェスは何かと手が汚れます。
「フランクフルトのケチャップが手についた」「足の泥を払った手が逆に汚れた」「枝豆食べた手を拭きたい」「汗拭きたい」
ありとあらゆるシチュエーションでウェットティッシュが欲しくなります。
15.冷凍枝豆は神
基本的にフェスには屋台が出ていて、そのフェスならではの『フェス飯』だったり『ご当地グルメ』を食べることが出来ます。
が、フェス飯ってそこまで美味しくなかったりするし妙に高い。
「何か買いに行くほどじゃないけど、ちょっとお腹空いたな」って時に、オススメなのが『冷凍枝豆』です。
冷凍枝豆の何が最高かって、『凍っている間は保冷剤の代わりになる』『溶けたらビールのつまみになる』『塩分が取れるため熱中症対策にもなる』『うまい』、ほらもう最高。
最高の夏の思い出を、最高の音楽と
お金がかかったり、めちゃくちゃ暑かったり、荷物の準備が面倒くさかったりする側面もある夏フェスですが、行く度に「ああ、行ってよかったな」と思います。
音楽を好きな友人と炎天下の中ビールを飲んだり、ライブを見たりすることは必ず良い思い出になります。
もしこれを読んでいるあなたがまだフェスに行ったことがない場合、ぜひ行ってみてください!楽しいよ!